堀田康之　(一社)日本バルブ工業会　会長

「～コロナ禍により一変した私の暮らし～」

2021年4月1日

私は、大学を卒業してすぐに株式会社北沢バルブ（現株式会社キッツ）に入社したのですが、当時は社員数も少なく猫の手も借りたいくらい忙しい日々が続いていました。
そのような中、２６歳で結婚してその後１女２男が誕生するのですが、３０歳から３４歳までの米国駐在時代を除けば、家庭のことは妻に任せっきりで家には寝に帰るだけというような、会社にどっぷり浸かった人生を過ごしてきたように思います。

そんな生活も、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により一変してしまい、海外出張が全くなくなったことに加え、ほぼ毎晩だったお客様との会食も週末のゴルフも激減しました。
従って、会社以外の行き場を失った私の生活は大きく変わってしまいました！

平日は、毎日会社が終わるとまっすぐ家に帰り、愛犬ポコと一緒にソファーに座って、同じ食事をしながらワインやハイボールを飲むとても幸せな夜を過ごすようになりました。
当然妻も一緒ですが・・・・
ポコは満足するまで食べると「もう眠りたい！」と鳴いてベッドルームに誘うので、もう少し飲みたい自分を抑えて仕方なく一緒に寝てしまう毎晩です！
ポコは１５歳の高齢になるパピヨンの雄で、日中はほとんど寝ているのですが、私と一緒で相変わらず元気で、私が会社から帰ると喜んで玄関まで走って迎えに来てくれるほど誰よりも私を愛してくれているとても大切な家族です！

一方、週末はお客様とのゴルフがない日は結構忙しい！
朝2時間ほど散歩してからお風呂に入り、それから朝ご飯作りと洗濯、その後はスーパーで食材の買い物、今度は昼ご飯を作って食べて午後２時近くになってやっとゆっくりくつろげる時間が来ます。
そして、また５時過ぎには、今度は晩酌の肴と夕食の準備を始めて、ポコと一緒にソファーに並んで食べながらワインを楽しむという週末です。

ちなみに妻は、仕事と趣味で忙しく、休日は朝から夕方まで外出していることが多いので、休日の家事はほとんど私の担当です。
幸い料理を作るのは以前から好きなので苦になりません。
妻が「美味しい！」と言ってくれるのを楽しみに作っています。

皆さんも是非、奥様のために料理を作ってあげて、コロナ禍を逆手にとって幸せな家庭を築いてください。

堀田 康之 (一社)日本バルブ工業会 会長

堀田康之　(一社)日本バルブ工業会　会長