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home>〜私の自由帳〜>河野 洋一 (一社)日本バルブ工業会 ISO/TC153国内委員長

河野 洋一 (一社)日本バルブ工業会 ISO/TC153国内委員長

「~国際会議あれこれ~」

2020-02-03

皆様こんにちは。
日本バルブ工業会にて2019年10月よりISO/TC153国内委員会の委員長を務めさせていただいています、株式会社キッツの河野洋一と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
私は当社に入社してから三十年弱、製品設計に携わってきました。その中でご縁があり、ISO/TC153国内委員会及びISO国際会議にも出席させていただきました。
今回は、ISOの国際会議について、技術的な内容以外のことを中心に執筆したいと思います。

国際会議では、バルブの国際規格の作成・改訂などの国際標準化の審議がメインです。
国際会議のうち、本会議は現在1年に一回、参加国持ち回りで実施されています。日本からは日本バルブ工業会のISO/TC153国内委員会に参加しているメンバーを中心に議題と専門も考慮し複数名で出席することが多いです。出張の際は、会社により海外出張規定が異なるため、航空券やホテルの手配など事務的な調整に手間がかかりますが、いつも何とか無事に出張しています。

会議当日
朝の過ごし方は、場所によって、さまざまです。印象的だったのはフランスでの会議ですが、やはりパリの街並みを背景にパンとコーヒーを飲みながら朝食を取り、同行したメンバーと当日の会議の予習をしたことです。新緑がきれいな時期は、最高の気分になります。


会議にて
会議はロバート議事法という民主主義的会議の進め方で実施されます。国連などの国際会議もほとんどこの手法を用いているようです。なれない手続きがある一方、議事・議論・投票・決議については、通常皆さんの社内で実施されている会議と同じです。
会議は英語ですが、参加者は必ずしも英語が母国語ではありません。それを理解してか、英語圏の方も比較的ゆっくりと話をしてくれますので、少し助かっています。


資料のページが多い
ISOの国際会議は英語又はフランス語が公用語ですが、事実上英語での会議となります。ただ、会議招集通知や議事録はフランス語と併記になる場合があり、資料のページが倍になってしまう時があります。

ロビー活動
海外の会議において、ロビー活動などという言葉を耳にします。ISOの国際会議においても同様、朝、会議が始まる前や、休み時間に交渉などが行われています。意見を通したい場合、どこの国の誰と交渉するか、同行したメンバーと作戦を立てるのも会議に出る準備の一つです。逆に交渉されることもありますし、会議前に国際電話がかかってきて、意見の同意を求められたこともあります。会議室以外でも、いろいろな駆け引きがあるのは面白いですね。

会議のあとの一杯の話題
会議が終了後。他国のメンバーとバー・レストランで一杯という時もあります。その時は会議の話、業界の話が大半になります。仕事の後の一杯の話題はどこの国の人でも同じかもしれません。

にぎやかな人は後ろの席
会議は数日間にわたって行われますが、その合間にディナーパーティが企画される場合があります。オランダでの開催の時は、幹事国のリーダーの方がレストランまで運河のボートでの移動を手配してくれました。参加者皆さんを乗せて、ホスト役がオランダの文化・歴史の説明をしてくれました。ホストの方はボートの一番後ろに座り、「よくしゃべる人は一番後ろの席が良い」と言いながら、いろいろ話してくれました。
考えてみたら日本でも観光バスなどでにぎやかなメンバーは後ろの席。どこの国でも変わらないようです。

ディナーパーティの集合
フランスでのこと。レストランをアレンジしていただき、20:00集合。
我々は電車の遅れもあり、20:00過ぎに到着。すでに中国のメンバー、韓国のメンバーが
席について歓談していました。それから10分間隔で欧米の各国メンバーが国ごとに到着。オランダではディナーに呼ばれたら遅れて行くのがマナーとか。最後にホストのフランスの方が見えたのは、四、五十分すぎてから。各国の習慣(?)が垣間見えるディナーとなりました。

国際会議への参加は、出張中及び会議中、各国の参加者や文化に触れることができ、良い経験になります。私もこのような経験を積ませていただき、日本バルブ工業会並びに自社にも感謝しております。
皆様も是非国際会議へ参加して、国際標準化の仕事にたずさわってみませんか?
国際標準化の詳細につきましては、バルブ技報 2011年3月号、2017年3月号などご覧ください。

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