河野　誠　(一社)日本バルブ工業会　理事

「～仕事を離れたプライベートライフ～」

2024年2月1日

　皆さんこんにちは。昨年より理事を務めさせていただいております㈱キッツの河野でございます。私は1988年に新卒でキッツに入社しました。入社以来36年間、キッツ一筋のキッツマンです。この36年間で約13回の国内外の異動や転勤を経験し、プライベートでは妻と結婚、2人の子供に恵まれました。これまでに会社や家族が与えてくれた経験が、今の私を育ててくれたと感謝しています。会社員人生の中で、まさか自分がキッツの社長になるとは思っていませんでしたが、この変化の激しい時代にバルブ業界の繁栄、そして世の中に貢献していきたいと思っています。

　平日は席に着く時間もないほど忙しい日々を送っていますが、私は本当に疲れると何もしたくなくなります。そんなときには自宅でソファの定位置に座り、録り溜めをしているドラマや映画を何も考えずに観ることが一番のストレス発散であり、趣味のひとつです。映画は自宅でも観ますし、映画館にも足を運びます。海外出張で飛行機に乗る機会が多いので、飛行機の中で観ることもあります。

　2つ目の趣味は野球観戦です。私は幼い頃東京で育ちましたので、後楽園球場や神宮球場によく出かけていました。今も年に4回くらい東京ドームに通っています。昨年の夏には、日本ハムファイターズの本拠地として新しくオープンした、北海道のエスコンフィールドにも行ってきました。自分はプロの夢を叶えられませんでしたが、厳しい競争を勝ち抜いてプロになった選手を見ていると、野球で得たものが仕事で生かされることもあるのだと感じています。野球とは切っても切れない縁があるのですね。今は大谷翔平が世界で指折りの野球選手ですが、アメリカ駐在時代にはヒューストンにあるミニッツメイドスタジアムでイチローを見たことがあります。もちろん、次の目標は大谷翔平を生で見ることです。

　3つ目は旅行です。まとまった休暇を取って、年に4回程妻や子供達と旅行に出かけています。毎年必ず訪れるのはシンガポールと京都で、知らない場所を探索したり、歴史に触れ、美味しいものを食べたりすることが大好きです。それが家族とのコミュニケーションを深め、良い関係でいることに繋がっていると思います。

　そんな私ですが、50歳を過ぎてから考え方が変わってきました。立場が変わったためかもしれませんが、自分一人ではどうすることも出来ませんし、常に周囲の人に支えられて今があることを実感しています。私自身の人生における最終的なゴールも考えていますが、それ以外にも、今後はより一層、会社や社員、私を支えてくれる人達に何が出来て、何が残せるかということをじっくりと考えていきたいと思っています。

河野 誠 (一社)日本バルブ工業会 理事

河野　誠　(一社)日本バルブ工業会　理事