福山信也　（一社）日本バルブ工業会　監事

「～日常の楽しみ～」

2019年10月1日

監事を務めさせていただいております、㈱アイエス工業所の福山です。

　おかげさまで、私どもの会社は今年で100周年を迎えました。長年にわたり支えていただいた皆様に厚く感謝申し上げます。

　かつて、近畿支部には近弁石春会という、若手経営者候補が皆で勉強したり、親睦を深めるという組織があり、そこでの先輩から「次はお前が監事をやれ」との指示をいただきました。自身が体育会系の故か、先輩の言葉は絶対という気持ちが強く、監事を拝命させていただき現在に至っております。

　さて、タイトルの日常の楽しみですが、私にとってオフの日の楽しみは、神社仏閣や花の名所、博物館などに夫婦で出かけることです。今まで様々な場所に足を運びましたが、中でも気にいっている場所の1つは長浜の盆梅展です。これは毎年1月から3月にかけて開催される、城下町長浜の名物展覧会です。ここの盆梅は、あるものは豪快であり、あるものはかわいらしく、一鉢一鉢が作者の技術と心意気を伝えてくれます。毎年行くたびに新しい感動があります。盆梅を鑑賞した後に、これも長浜名物の焼きサバそうめんを食す、これが初春の楽しみの1つです。

　夏は、毎年家内の実家に家族で帰省します。家内の2人の妹とその子供たちも家族を連れて集まるので、普段は静かな田舎の家がとても賑やかになります。今年は、孫世代も小学校1年生を筆頭に6人が全員集まり、バーベキューと流しそうめんで盛り上がりました。これが毎年恒例の夏の楽しみです。

　日常は、朝4時半に起きて30分の瞑想を日課にしています。以前は座禅を日課にしておりました。座禅の始まりは、10年ほど前、ある道場で7泊8日の修行に参加した事でした。その時は、「初山」を越え、劇的な心境の変化を経験したのですが、自宅に帰って座ってみると、30分でもとても長く感じ、禅堂で得られた感覚からは日増しに遠ざかっていました。もっと手軽に初山を越えたときの感覚になれないかと都合のいいことを考えていた時に、瞑想を教えていただく機会がありました。当初は座禅の時のような劇的な心境の変化は感じられなかったのですが、瞑想を始めて100日を超えたあたりから、思考や感情が落ち着いてきました。これからも楽しみとして取り組みを進めていこうと思っております。

　監事として2回の会計監査に立ち合わせていただき、濱崎専務理事をはじめ、事務局の皆様の改革への熱意と行動を見せていただきました。微力ではありますが、これからも日本バルブ工業会の発展のために努めて参ります。

福山 信也 （一社）日本バルブ工業会 監事

福山信也　（一社）日本バルブ工業会　監事