榎戸　直　（一社）日本バルブ工業会　自動弁部会長

「～思えば遠くへ来たもんだ！～」

2018年11月1日

　４月から自動弁部会の部会長を務めることになりました榎戸直と申します。神奈川県相模原市にある㈱ベン相模原工場に勤めております。
　茨城県生まれです。フォークソングにもかぶれましたがバンドも組めず、バイクも乗りましたが族にもなれず、大学は試験科目が他より１教科少ないという合理的な選択で、岩手へと来ました。

　就職は高度成長が終わりを告げた時期で、担当の先生から、「黙っていれば合格する！」とのアドバイス(？)で無事、ベンに勤めることになりました。転職することもなく、時には誰かの力を借りて、私は今日まで勤めてきました。

　単身赴任をしており自宅は福島県いわき市です。実りの秋で、我が家の柿の木も実を結びました。甘柿ですので熟す前に皮をむいて食べます。柿の色は、赤ほど主張せず、黄ほど輝かず、控えめに映える色合い。その甘みは、砂糖ほど出しゃばらずクリームほどしつこくなく、そっと舌に届く甘さ、大好物です。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　同じ福島県の郡山市の一部の地区では、秋に地区ごとで花火大会を行っています。その中に、郡山市指定重要無形民俗文化財として富岡の唐傘行灯花火があります（実は妻の実家のある地区です）。全国的にも珍しい形状との事ですので紹介します。仕掛け花火が唐傘状に開き、開いた傘から花火がナイアガラの滝のように落ちます。少なくとも明治初期からは続いているとのことで、１地区のみで続けていくのは大変なことと思います。

　今年の夏は暑かったですね。おじいさんになった記念に孫とののどかなひと時の写真を添えてご挨拶代わりにしたいと思います。

榎戸 直 （一社）日本バルブ工業会 自動弁部会長

榎戸　直　（一社）日本バルブ工業会　自動弁部会長