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環境関連情報

EU「WEEE&RoHS指令」#4

現状でのWEEE&RoHS指令対応準備#1

情報発信日:2004-11-09

欧州WEEE&RoHS指令#3で、この2つの指令には多くの問題点があり、加盟国における国内法の整備が遅れており、使用禁止物質規制発効の2006年7月に間に合うのか疑問である旨のレポートを行いましたが、本レポートではこのような状況において、対象製品メーカが対応可能な準備について述べます。

WEEE&RoHS指令に対する備え

WEEE&RoHS指令、とくにRoHS指令に対応するには、まずRoHS指令の対象製品か否かを見極める必要があります。WEEEの附属書1A、1Bによる対象製品は以下のとおり記載されています(配管機材に関係しそうな分類は茶色で示しました)。

以上が対象となる製品ですが、問題はリストにない製品、たとえば温水便座、温水循環式の床暖房装置、電気温水器、電気給湯器、冷水機、電気式整水器などは対象となるかならないのか、ハッキリしていない点にあります。現状ではリストにはないがグレーゾーンにある製品は準備を進めたほうが良さそうです。現状においてあまりリスクのない範囲で対応可能な具体的な準備については、次回に述べます。

注意

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