![]()
ホーム > 環境について > 環境関連情報 > VOCの排出抑制に係る自主行動計画

情報発信日:2006-12-28
経済産業省は2006年12月13日付で揮発性有機化合物(VOC)排出抑制に関する業界団体別の自主(抑制)行動計画をまとめて公表しました。
今回の公表は2005年11月、2006年6月にとりまとめて公表したものに続くもので、今回は新規に5業界団体が加わり、合計30の業界団体(事業者数9,341社)から提出された自主行動計画は27件で後日経済産業省のホームページに掲載される予定です。
揮発性有機化合物(VOC)排出抑制については、2004年5月26日に公布され2006年4月1日に施行された改正大気汚染防止法によるもので、法的な規制(VOC排出施設の届出義務、排出基準の遵守義務など)と事業者による自主規制を組合わせて効果的に排出抑制を図ろうとするもので、事業者の自主的な取り組みによって、工場などの固定施設からの年間総排出量は2000年比で30%程度の削減が求められています。
今回公表の自主行動計画の集計では、基準となる2000年における年間総排出量48.5万トンに対して中間目標年の2008年には31%削減の33.4万トンに、最終目標年の2010年には39%削減し29.4万トンにまでVOC排出量を抑制することになっています。
| 業界団体名 | 事業者数 | |
|---|---|---|
| 1 | 社団法人日本ガス協会 | 2 |
| 2 | 社団法人日本染色協会 | 83 |
| 3 | 日本製紙連合会 | 25 |
| 4 | 社団法人日本鉄鋼連盟 | 90 |
| 5 | 電機・電子4団体 社団法人電子情報技術産業協会 情報通信ネットワーク産業協会 社団法人ビジネス機械・情報システム産業協会 社団法人日本電機工業会 | 173 |
| 6 | 社団法人日本塗料工業会 | 77 |
| 7 | 社団法人日本自動車部品工業会 | 147 |
| 8 | 社団法人日本自動車工業会 | 14 |
| 9 | 線材製品協会 | 17 |
| 10 | 日本伸銅協会 | 7 |
| 11 | 全国鍍金工業組合連合会 | 207 |
| 12 | 社団法人日本電線工業会 | 127 |
| 13 | 社団法人日本溶融亜鉛鍍金協会 | 87 |
| 14 | 社団法人日本アルミニウム協会 | 13 |
| 15 | 社団法人日本建材・住宅設備産業協会 | 39 |
| 16 | 天然ガス鉱業会 | 7 |
| 17 | 石油連盟 | 24 |
| 18 | 社団法人日本化学工業協会 | 68 |
| 19 | 社団法人日本印刷産業連合会 | 7,719 |
| 20 | ドラム缶工業会 | 11 |
| 21 | 軽金属製品協会 | 4 |
| 22 | 日本プラスチック工業連盟 | 78 |
| 23 | 社団法人日本オフィス家具協会 | 59 |
| 24 | 社団法人日本表面処理機材工業会 | 12 |
| 25 | 社団法人日本自動車車体工業会 | 78 |
| 26 | 日本接着剤工業会 | 85 |
| 27 | 日本繊維染色連合会 | 1 |
| ※23〜27は今回初めて自主行動計画を提出した業界団体 | ||
| 2000年度 (基準) |
2001年度 (参考) |
2002年度 | 2008年度 (中間目標) |
2010年度 (目標) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| 年間排出量 | 48.5万トン | 37.8万トン | 35.3万トン | 33.4万トン | 29.4万トン |
| 削減量 | - | 22% | 27% | 31% | 39% |
以下の6業界団体が今後自主計画の提出を予定しています。