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環境関連情報

環境省「エコアクション21ガイドライン」改訂案を公表

パブリックコメント募集中

情報発信日:2009-10-23

環境省「エコアクション21」ガイドライン改訂案を公表

環境省は2009年9月17日付けで「エコアクション21ガイドライン」の改訂案を公表すると共に、意見募集(パブリックコメント)の募集を開始しました。

「エコアクション21」とは

「エコアクション21」とは、環境省が中小企業を含む幅広い事業者が、自主的・積極的に行う環境マネジメントシステム*として2004年に「エコアクション21 2004年版 環境経営システム・環境活動レポートガイドライン」を策定していました。

昨今、企業や公共事業体を含む団体などの活動において環境に配慮することが益々重要性を帯びて来ています。これら環境経営を進めるにあたっては、国際標準化機構ISOが定めた14000シリーズの「環境マネジメントシステム」が有りますが、審査・登録・維持が必要であり多くの労力や資金面で中小企業や学校などにとっては負担が大きいものが有ります。

この様な状況の中で、当初環境省がもう少し簡易に環境マネジメントを行う為の指針として「中小企業版ISO14000版」とも言われる「エコアクション21」を策定しています。但し、本制度もISO14000と同様にガイドラインで規定している要求事項を満たす事業者に対して、第三者が一定の評価を与えるもので、認証・登録が必要となります。

*環境マネジメントシステム
事業者が、その経営の中で自主的に環境への取組を実施するために、環境に関する方針や目標を自ら設定し、これらの達成に向けて取り組み、その取組結果を確認及び評価し、改善していくこと

(以下環境省報道より)

エコアクション21の概略と改訂のポイント

1. エコアクション21ガイドラインは、企業、学校、公共機関などが、
 (1) 環境への取組を自主的かつ積極的に行うために
 (2) 効果的・効率的・継続的な環境マネジメントシステムを構築・運用・維持することにより
 (3) 環境への目標を持ち、行動し、結果を取りまとめ、評価するとともに
 (4) 社会との環境コミュニケーションを行う方法を提供する
 ことを目的として策定したものです

2. エコアクション21は、中小企業等でも容易に取り組める環境マネジメントシステムであり、事業者として必要な環境への取組が規定されているほか、環境活動レポートの作成・公表を通じて、環境コミュニケーションに取り組む内容になっています。

3. エコアクション21に自主的・積極的に取り組み、ガイドラインで規定している要求事項を満たす事業者に対し、第三者が一定の評価を与える制度として、エコアクション21の認証・登録制度が実施されており、平成21年8月末現在で約3900社が認証・登録を受けています。

今回の改訂のポイント

4. このたび、最新の情勢を反映させるとともに、より分かりやすく、より質の高いものとするため、改訂を行いました。主なポイントは以下のとおりです。
 (1) 環境マネジメントシステムの要求事項として、「(段階的に取り組むにせよ最終的には)全組織・全取組を対象とすべ
   きこと」を明確化
 (2) 必ず把握すべき環境負荷項目として、「化学物質使用量(化学物質を取り扱う事業者の場合)」を追加
 (3) 必ず環境目標を策定すべき項目として、

*グリーン購入
製品やサービスを購入する際に、できる限り環境への負荷が少ないものを優先的に購入すること

(以上環境省報道資料より)

上記の様に、国内で本制度に基づく認証・登録を受けている団体は約4000有ります。またISO14000版は翻訳されJIS Q 14000版になっており、最近では取引上でこの様な環境マネジメントシステムの取得が要求される民間企業の他にも、地方自治体やNPO、宗教法人等も取得する動きが有ります。しかし、第三者機関の「お墨付き」として取得しただけで、必ずしも適切な環境マネジメントが実施されているとは限らないケースもありますので、「ISO14000版はちょっと、重いなぁ」と、まだ導入をされていない会員企業が有りましたら、この機会に、このエコアクション21を検討されるのも良いかと思います。

参考文献及び引用先

注意

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