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環境関連情報

新法「景観緑三法」について

情報発信日:2004-03-30

景観緑三法とは

略称「景観緑三法」という法律が2004年2月10日に閣議決定され、今国会での成立が見込まれています。「景観緑三法」とは、「景観に関する基本法の整備」「緑に関する法制の抜本的見直し」「屋外広告物に関する制度の充実」という3点セットにより、全国各地に美しい景観と豊かな緑を形成しようという狙いの法律です。

ヨーロッパの国々を訪れると、たとえば白い壁と茶色の屋根に統一された家並みを目にすることがあります。シンガポールでは、何か街がすっきりしていると思ったら企業の屋外広告を見かけません。香港では航空機の障害になるということで、ネオンサインの点滅が禁止されていて、なぜか夜景も美しく感じられます。

最近は日本でも、都市部では電線や電話線を地中に埋設したり、街路樹が植えられたり、ビルの屋上の緑化が進められたりと街全体の景観を美しくしようという動きがありますが、建物や屋根の色はさまざま、屋上には派手な広告があり、街路樹も場所によってさまざまという具合に、都市の景観という点では統一性がなく個人の自由に委ねられています。「景観緑三法」はどのような景観づくりを目指そうとしているのでしょうか?

注目すべきは、街を構成する景観、緑地、広告物などといった個別の規制や基準に終始しているのではなく、街を利用する生活者の視点に立っていることです。たとえば、歩道、河川、路面電車といった公共インフラのほか、医療、福祉、商店街といった複数の省庁にまたがる施設に関するビジョンを、生活者の感覚でまとめています。

そして、アクションプランの第一に「徒歩生活圏」の整備があげられたことは、公共事業の対象者を新しい世代に置いていること。今後、徒歩対応型の新しいインフラの整備やサービスの提供を見せてくれるかもしれません。

概念図は以下のとおりです(国土交通省ウェブサイトより)。

注意

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